2021年に世界自然遺産に登録されて、注目が集まっている奄美大島。
筆者も一度行ってみたくて、2019年にひとり旅で訪問しました。
今回の記事ではその時に行って良かった、奄美大島の絶景ドライブポイントをご紹介します。亜熱帯気候の奄美大島にはたくさんのビーチが点在しており、時期によっては貸切状態のプライベートビーチも存在します。
そんな絶景ポイントやビーチを巡るためにはレンタカーが便利。しかもレンタカー屋さんのほとんどは、空港の目の前にあるので重い荷物を持ち運びしなくて済みます。
しかし奄美大島の道路のほとんどは山道で、運転に気を遣う道もたくさんあります。そこで、ご旅行前にこの記事で予習をして、ぜひ安全に旅を満喫してください!
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かれこれ数年前の昔話になるので、現在とは状況や様子が変わってしまったところもあるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。
奄美市大浜海浜公園
最初にご紹介するのは、こちらの奄美市大浜海浜公園。
奄美大島の中心地である名瀬市からも近く、非常にアクセスのしやすい絶景ポイントです。駐車場もある程度の広さがあったので、安心して駐車することができます。
この大浜海浜公園は夕日の絶景ポイントとして有名な場所です。筆者は時間の都合上、夕刻に訪問できませんでしたが、日中に訪問してもかなりの絶景ビーチでした。
白い砂浜とアダンの木が、「まさに南国」と言った雰囲気のビーチです。
また近くには、奄美の海の生物が展示されている「奄美海洋展示館」もあるので、合わせて訪問したい観光スポットでもあります。
ちょうどウミガメのエサやりをやっていました。
ウミガメはレタスも食べるんですね。
2つの海が見える丘
この絶景ポイントは、山の高台から東シナ海と太平洋の両方の海を見渡すことのできる絶景ポイントです。
初めて行くと少し分かりずらい場所ですが、国道58号沿いにあるスーパーマーケット「ビッグⅡ」を目印にすることで、簡単にアクセスすることができます。
目的地までの道幅も片側1車線の広い道路なので、運転に自信のない方でも安心です。
運転中にも車窓には大海原の絶景が広がります。
絶景ポイントの近くには砂利の駐車スペースがあるので、そこに車を停めます。車を停めたところのすぐそばに木で作られたパラグライダーの発着場があります(このパラグライダーは私有地で、柵が無くて危険なため、立ち入らないでください)。発着場の手前で顔を上げると、目の前には二つの海に挟まれたオーシャンビューが広がっています。
左手に東シナ海、右手に太平洋が望めます。東シナ海と太平洋を同時に見られる場所は、他には無いので超貴重な景色です。
また、目印になったビックⅡには、奄美大島限定のお土産もたくさん置いてあります。中でも、島で生産されている果物などがイチオシ。筆者はここで島バナナを購入しました。
あやまる岬
奄美大島の中でも最もメジャーな絶景ポイントです。
奄美空港からも10~20分ほどでアクセスでき、駐車場も広いので安心して駐車できます。奄美大島についたら一番にでも行きたい絶景ポイントです。
こちらにある展望台からは、「奄美十景」のひとつに数えられる景色が眺められます。スマホカメラのパノラマ機能を使いたくなるぐらい、どこまでも続くオーシャンビューが魅力です。左手から笠利崎、前面には水平線まで見える太平洋、右手には土盛海岸を眺めることができます。
また周辺にはカフェがあるのでゆっくりしたり、お土産を購入することも可能です。その他にも、公園や遊具などもあるため、家族で行っても一日中楽しめるほどの規模があります。
ちょっと一息ランチ
奄美大島のグルメと言えば、鶏飯が有名ですね。
そこで絶景ドライブの途中に国道58号沿いにある「けいはん ひさ倉」さんで、お昼ごはんをいただきました。
このお店は具材を自分でご飯に盛り付けて、お出汁をかけて食べるスタイルです。
センスが無いので、盛り付けが汚くなってしまいました。
お出汁がめちゃくちゃ美味しくて、ご飯と具材との相性がバツグンでした(お出汁はすべて飲み干しちゃいました)。
嘉鉄湾
ここからは、奄美大島の南部方面へ移動します。
嘉鉄湾は、様々なテレビ番組で多く取り上げられている観光スポットです。アマミホシゾラフグという魚が、砂地に作るミステリーサークルが有名で、ダイビングスポットの名所でもあります。しかし筆者はダイビング未経験者なので、ミステリーサークルはあきらめて、地上からの景色を満喫しました。
嘉鉄湾の近くには、高台から嘉鉄湾を見下ろせる「マネン崎展望台」があります。ここからは、嘉鉄湾独特の青い色「嘉鉄ブルー」に染まった遠浅の海を眺めることができます。
奄美空港からかなり距離はありますは、近くに寄った際は寄りたい絶景ポイントです。
油井岳・高知山展望台
油井岳・高知山展望台は奄美大島の南部にある展望台です。奄美空港から車で1時間以上かかりますが、一見の価値のある絶景ポイントです。
展望台へアクセスする道は、すれ違いが難しいぐらいの山道なので注意して運転します(対向車はほぼ来ないですが)。展望台の駐車場に車を停めて、遊歩道を5~10分ほど歩いたところに絶景ポイントの展望台があります。
ここは以前、ブラタモリでタモリさんが訪れたこともあるスポットでもあります。筆者もそれを見て、一度行ってみたいなと長年思っていました。
この展望台からは、大島本島と加計呂麻島の間に横たわる大島海峡を一望することができます。奄美十景にも選ばれているスポットで、おすすめの時間帯は海が夕焼けに染まる時間帯とサンセットの時間帯です。
ヤドリ浜 ホノホシ海岸
ヤドリ浜は瀬戸内町の東側にある、青い海、白いビーチと南国植物「アダン」が生い茂るザ・南国のビーチです。
大島海峡の入り口にあるため、波も比較的穏やかで海水浴やシュノーケリングにうってつけのビーチです。シャワー室や着替え室が完備されているのでとても便利。
また、キャンプ場やリゾート風ホテルもあるため、家族や仲間とバーベキューを楽しんで、そのまま宿泊してエンジョイすることもできそうです。
ホノホシ海岸は、ヤドリ浜から車で5分ほどの場所にある、パワースポット的な海岸です。
こちらのホノホシ海岸は、TBS日曜劇場のドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」のロケ地としても登場した海岸のようです。
ヤドリ浜などの海岸とは異なり、ホノホシ海岸は砂浜ではなくすべて丸っこい石で形成された海岸です。また太平洋側に面しているため波も高く、海水浴には向かない海岸です。
石が多くて歩きにくいですが、つまづかないように注意して海岸まで歩きます。ここはスニーカーで歩くのがおすすめでした。
海岸付近まで来ると、波が押し寄せるたびに丸くなった石が「カラカラ」と不思議な音を立てているのが聞こえます。
このホノホシ海岸には、昔からの言い伝えがあり、海岸の石を持って帰ると不運に見舞われると言われています。由来はよくわかりませんが、言い伝えは守って絶対に石を持ち帰らないようにしましょう。
独特な雰囲気の海岸で、パワーや運気を貰えた気がしました。
まとめ
奄美大島の、ドライブで巡りたい絶景ポイントをご紹介させていただきました。奄美大島には路線バスもありますが、効率良く観光地を周るためにはレンタカーが必須です。
山道や狭い道路が多いため、事前にGoogleマップなどで道順や、道の形状を予習しておくのが安泰です。また筆者が道路を走っていると、リュウキュウイノシシやハブが飛び出してきたこともあったので、走行中も油断禁物でした。
そして繁忙期になると予約が埋まってしまうことも多いので、レンタカーは早めに抑えるようにしましょう。
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最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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