素人がGRヤリスでモータースポーツに参戦してみた②

クルマ

 この間、自身2回目となるジムカーナ練習会に参加してきました。

ジムカーナについての説明はこちらをご覧ください→ジムカーナ練習会

今回参加したのは、前回と同じキョウセイシリーズのジムカーナ練習会です。エントリー車種も前回と同じGRヤリス RSです。

車の性能とレビューについてはこちらをご覧ください→GRヤリス RSのレビュー

以前から車の性能も、ドラテクも変わっていませんが、今回の練習会を通して行ったある検証で、分かったことがあったのでご紹介したいと思います(自分が知らないだけで、既に周知されている事かもしれません)。またこの記事は、全くの初心者が書く記事になりますので、温かい目でご覧いただけたら幸いです。

練習走行

 

 コースは前回参加した時と全く同じ所を走りました。しかし、前回走ったのが5ヶ月前のことなので、コースもすっかり失念していたので、初めはコースを思い出すためにゆっくり走行しました。3,4回走って慣れてきた所で、そろそろ本気を出して走ります。本気と言っても、他の人の足元にも及ばないくらいの走りです(ドラゴンボールZで例えると、ラディッツと戦闘力5の一般人みたいな感じですね)。

 また、今回は横滑り防止機能(ESC、トヨタではVSC)が効いている状態か、OFFにした状態のどちらが走りやすいか検証してみました。

横滑り防止装置のボタン

横滑り防止装置は、コーナーなどで車が横滑り(アンダーステアやオーバステアなど)して、車が不安定な状態になったことをセンサーが検知して、コンピューターが自動的にエンジンの回転数などを制御してくれるシステムです。ジムカーナでは、タイヤのグリップを活かして走るグリップ走行の方がタイムが良くなると聞いたことがありました。そのため、なるべく車が滑らないように、あえてESCをONにして走ってみて、違いを比較してみました。

横滑り防止装置ON

 まずは横滑り防止装置をONの状態で走行しました。ONの状態で走ってみたところ、無駄な横滑りの回数は減ったように感じられました。しかし、所々で自動制御が働いている感じがあり、実際のタイムに影響が出ました(OFFの時よりも約+3秒です)。

  • 1回目タイム:1分17秒30
  • 2回目タイム:1分14秒03

この自動制御の介入が複数回起こってしまっていたことから、タイヤのグリップ性能以上の走行をしてしまっていたと推察できます。たぶんOFFにしていたら、めちゃくちゃ横滑りしてたと思います。その後の走行では、横滑り防止装置をONにしつつ、自動制御が入らないように意識して走行するようにしました。

横滑り防止装置OFF

 次に横滑り防止装置をOFFの状態で走行しました。なるべく横滑りが起きないように意識して走行した結果、タイムはONの時よりも約3秒速くなりました。 

  • 1回目タイム:1分13秒95
  • 2回目タイム:1分11秒80

横滑りの回数は増えたものの、自動制御装置の介入がなくなったため、結果的に速く走れたのだと思います。また、横滑り防止装置をOFFにしたことで、ONにした状態ではかなり自動制御が効いてしまっていて、本来の車の性能を出しきれていないことが実感できました。また、自分の運転がスライドを起こしやすい運転だと分かり、改善が必要だということが分かりました。

上手くなるには、上手い人の走行を間近で観察すること

 もう一つ、今回の練習会を通して学んだことがあります。それは、上手な人の走行を間近で見て観察することです。めちゃくちゃ当たり前のことですね。走行練習を終えてオフィシャルの手伝いの時、パイロンの手直しの作業を担当しました。そこで、コーナーの手前で、間近に上手な人の走行を見ることができました。みんな、どのようなコースどりをしているのか、上手い人と下手な人の違いは何かを間近で観察することができました。そして、自分はコーナーをインから入りすぎて、失速しているのではないかと分かりました。その後、自分の走行練習の時に、上手い人の走りを真似してコーナーを走ったところ、失速することなくコーナーを曲がることができました。本当なら、上手い人のナビシートに乗せてもらうのが一番良いとは思いますが、上手い人の走行を観察することも大切であると改めて学びました。

まとめ

 2回目のジムカーナ練習会を通して、横滑り防止装置の使い方と、上手い人の走行をよく観察することの大切さを学びました。横滑り防止装置に関しては、僕みたいな初心者の場合は、まずONの状態で練習して、自動制御が働かないように意識して走行するのが良いと分かりました。そして、慣れてきたところでOFFの状態で走ってグリップ走行することを心掛けます。この事は既に知っている方もみえるかもしてませんが、自分にとっては大きな収穫となりました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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