このように農業に興味があるけれど、なかなか手が出せない方にぴったりのサービス
をご紹介します。
それは、デイワーク(day work)というサービスを利用して、簡単にスキマ時間や休日を利用して農業バイトする方法です。
今回は、筆者が実際にデイワークを利用して生で感じた、メリット・デメリットについてご紹介していきます。
目次
デイワークとは
そもそもデイワークとはなんぞや?という所から解説していきます。
デイワークは一言で言うと、農家さんと働き手を1日単位でつなげるサービスです。
2018年に北海道でサービスを開始して以来、2024年現在では全国48,000人以上の方が利用しており、登録者数やマッチング数はうなぎ登りに上昇しています。
今までの農業雇用は、繁忙期などに数週間単位の連続した雇用が一般的でした。しかし、まとまった時間を確保することが難しく、繁忙期だけ手伝ってくれる人を見つけるのは非常に難しいことでした。
また思ってたよりも作業がきつかったりして、働き手が最後まで続けられなくなってしまうことも。
そんな農業雇用の常識を覆して登場したのが「デイワーク」です。繁忙期の1日だけ手伝いに来てくれる方を募集しているので、自分が働きたいとき、時間があるときにだけ働けるのがメリットです。
このような自由度が高い働き方ができるので、ノーリスクで仕事を始められ、無理なく働くことができるのです。
その他にも、下記のようなメリットが存在します。
デイワークのメリット
- 登録無料、かんたん登録
- 履歴書不要
- 個人情報の登録も少ない
- 自然と触れ合うことで気分リフレッシュ
- 地域の農業を手伝うことで、社会貢献につながる
- 自分のタイミングで働ける
- 簡単な仕事が多い
- その日限りの人間関係
- 同じ登録者と仲良くなれる
- 農業や食についての知識が身に付く
- 野菜を持って帰れることも
- 現金支給でうれしい
考えただけでこれだけ多くのメリットが出てきました。重要なメリットを詳しく解説していきます。
登録無料、かんたん登録
デイワークは登録料や使用料などが一切かからず、全て無料で利用することができます。これは非常に大きなメリットですね。
サービスへの登録も、電話番号や住所などの最低限の個人情報の登録だけで済むので、5分もかからずに登録することができます。本業先の会社名も任意入力のため、ナイショで働きたい方にとってもありがたいです。
また履歴書を用意したり職歴を入力したりなどの、面倒な書類の提出が無いのもメリットです。
ノーリスクで始められるため、とりあえず登録しておくだけでもおすすめします。
登録方法については別記事で解説してます。詳しくはこちらをご覧ください。
自然と触れ合ってリフレッシュ
普段自然と触れ合う機会のない人にとっては、農作物や土に触れることで心をリフレッシュすることができます。
単純作業や体力を使う仕事もありますが、普段と違う作業を自然の中で行うことで良い気分転換になります。
われわれ日本人の細胞に刻まれている百姓の遺伝子が、長い眠りから目を覚ます感覚を味わえます(#どんな感覚だよ)
また自分たちが食べている農作物の生産経路を知れたり、地元や地域の農業について知れる良い機会にもなります。
その日限りの人間関係
続いて、人見知りの方にとってはうれしいメリットです。デイワークでの人間関係は、基本その日限りで終わります。
通常のアルバイトやサラリーマンでは、気が合わない人が職場いても、ある程度は我慢して付き合う必要があります。仕事上の付き合いって、ストレスを感じるときがありますよね。
一方デイワークは、現場の仕事や人間関係が「自分には合わないなー」と感じても、1日乗り越えればグッバイすることができます。人間関係で無駄なストレスを抱えずに済むのは、ありがたいメリットです。
とはいえ農家さんは基本いい人ばかりです。デイワークでは、実際にその応募先で働いた人のレビューを見ることができます。
レビューを見ていると、ほとんどの応募者は農家さんに対して良い評価をしていて、それだけ農家さんの対応が良いのが分かります。
デイワークのデメリット
続いてはデイワークのデメリットです
- 対応地区が限られている
- 雨や天候の悪化で中止になることがある
- 閑散期の冬場は求人が減る
- 年収が103万円を超えると確定申告の必要がある
それでは詳しく解説していきます。
対応地区が限られている
比較的新しいサービスのため、地域によっては普及が進んでいない所が多いのが難点です。
いざ登録して求人を探してみても、
「自分の住んでいる地域には全く求人が無かった」なんてこともありえます。登録自体は全国どこに住んでいてもできますが、求人が出ている地域にかなり偏りがあります。
デイワークは、市町村役場やJAを介して各農家さんへ導入が進められています。そのため、サービスへの参入が進んでいないところは、1件も登録農家がいない地域もあります。
上の図はデイワークを導入している農家が、仕事の募集をかけている場所を表しています。北海道や東北地方、信州では募集が多いですが、地域によっては全く募集のない地区があるのが分かります。
今後の普及に期待したいところです。
雨や天候の悪化で中止になることがある
当日の天候予報が悪化すると、仕事自体が中止になることがあります。自然相手の仕事なのでどうしても致し方ない部分です。
中止になる場合は、事前に農家さんから連絡が入るので必ず確認しましょう。
「中止になったことを知らずに、現場に行ったら誰もいなかった…」なんてことにはならないでくださいね。
また、当日の天気予報も要チェックや。外での作業が多いので、暑かったり寒かったりすると風邪をひいたり、熱中症になってしまうかもしれまへんで。そないなってしまわんように、当日の天気予報は必ずチェックや(#急に関西弁)。
年収が103万円を超えると確定申告の必要がある
調べてみたところ単発バイトであっても、条件に当てはまれば確定申告の必要が出てくるようです。下記のサイトで詳しく解説してありました。
デイワークは雇用契約のため、現金で支給されたバイト代は給与所得になります。そのため、通常のアルバイトと同じように給与所得が103万円を超えると、所得税がかかります。年収103万円を超えて源泉徴収されていない場合は、単発バイトでも確定申告が必要のようです。
例え現金支給であっても、確定申告の義務がるのに期限内にしなかった場合は、痛いペナルティを食らう可能性があるので注意しましょう。
まとめ
デイワークは好きな時に、1日だけ農業バイトができる便利なサービスです。働きたいときだけ働けるので、無理なく続けられるのが最大のメリット。
特に、農業や食に興味がある人、自然の中で仕事がしたい人にはうってつけだと感じました。
サービスはすべて無料、登録も5分ぐらいでかんたんなので、興味のある方はとりあえず登録してみましょう。
筆者が実際に応募した仕事については、下記の記事で紹介しております。
出典、参考:デイワークホームページより
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