6月10日から都民割が始まり、東京都民なら東京の島々に安く旅行できるようになりました。
そこで今回は、6年前に僕が小笠原諸島の父島を旅行したときの事を記事にしたいと思います。小笠原諸島は、現実を忘れられる楽園のような場所なのでとってもおすすめです。ほんと心が洗われます。
6年前のことなので現在は変わっている箇所もあるかもしれませんが、ぜひ旅行の行先として検討してみてください。
おがさわら丸で父島へ
2016年9月14日、旅は東京都の竹芝桟橋からスタートします。小笠原諸島の父島は、東京から約1000㎞離れており、なおかつ島に滑走路を造るための面積がありません。そのため、移動手段は竹芝桟橋から週1便出ている小笠原海運のおがさわら丸一択となっております。また、乗船時間は24時間で丸一日船に乗ることになります。船は天候が悪くなければそれほど揺れることはありませんが、常に揺れた状態ですので、船酔いが心配な方はあらかじめ酔い止めを用意しておくと良いです(確か船内の売店には無かったと思います)。私は、船を下りた後もしばらく陸が揺れている錯覚に陥りました。
こちらが24時間お世話になる小笠原海運のおがさわら丸です。
出航時はゆるキャラが出迎えてくれました。
出航後、東京湾を航行中はレインボーブリッジや他の船舶など見応えのあるものが続きます。
しかし、東京湾を出てしまうと360度見渡す限り大海原になってしまいます(時折、伊豆諸島の島々が見えます)。陸から離れてしまうと電波も届かなくなり、携帯電話も圏外になってしまいます。正直24時間近くスマホを見れないのはつらいですが、これから現実離れした楽園へ行くための試練だと思ってください。個人的なおすすめの船内の過ごし方は、ワンピースの曲を聴きながら海を眺める事です。船のデッキで大海原を見ながら聞くと情景と曲がマッチして旅のムードを盛り上げます。後は、船内の食堂で食事をしたり、売店で色々グッズを買ったりしました。一通り船内を散策したら、上陸後の体力のことを考えてひたすら寝ました。
寝るのも大切ですが、日没の時は起床してデッキから水平線に沈む夕日を眺めました。とても絶景でした。
日が沈んだ後、夜になると星がとても綺麗に見えます。月が出ていなければ、水平線まで星が見えるほど、夜空一面に星が輝いていました。
翌日、海の色がだんだん深い青色になって、いよいよ南国に近づいている感じが増します。
カツオドリもお出迎えてくれます。
そして、姉島や聟島などの島々を通り過ぎると、いよいよ父島が見えてきます。ここまでだけでも大冒険な気分ですが、旅はまだ始まったばかりです。そして、次回父島に上陸します。
次回、小笠原諸島へ旅行した話②へ続きます
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