前回まではこちらをご覧ください → 小笠原諸島へ旅行した話②
父島到着2日目
到着2日目からは、ガッツリと父島のアクティビティーを楽しむことにしました。2日目は、南島・ドルフィンスイムのアクティビティーに参加しました。今回は「小笠原観光」さんのツアーに参加しました。ガイドの方が集合場所の町まで送迎してくれました。同じ宿に泊まっていた方も数名参加されていました。南島は、小笠原国立公園の特別保護地区となっており、島内の貴重な動植物を保護する観点から、1日100人しか上陸できない島です。島に上陸するためには、ツアーなどに参加して、ガイドさんの指示のもと上陸するしか手段はありません。また、島周辺の波が荒れていると船が近づけずに上陸できないことも多いそうです。
南島上陸
まずは、二見港から小型の船に乗り、父島から南西方向にある南島へ向かいました。島に上陸するときは、船の先端から岩場に上陸しますので、踏み外して落ちてしまわないように気を付けます。上陸後はトレッキングをしました。上陸直後は足場の悪い岩場が続きますので足元に注意して進みます。また、その辺に1000年前に絶滅したとされるカタツムリの化石がゴロゴロと転がっています。
下の写真がネットや観光パンフレットなどの写真でよく見かける扇池です。
ツアーによっては、この扇池からシュノーケリングて上陸するツアーもあるそうです。まさしく小笠原を代表するような絶景でした。
独特な地形と、小笠原特有の海の青さで、まるで海外にいるような気分になりました。
シュノーケリングとドルフィンスイム
南島をトレッキングした後は、イルカの群れを探しながらシュノーケルをして楽しみました。シュノーケルでは下の写真のような魚が見られました。
この日は中々イルカの群れが発見できなかったのですが、終了前に何とかイルカの群れに遭遇することができました。ガイドさんが、イルカの群れを先回りした場所で船を止めていただきました。そして、昨日のシュノーケルレッスンで学んだことを活かして大海原へダイブしました。しかし、イルカに遭遇した場所はかなり沖合の波の高い所で、初心者にはかなり厳しい条件でした(泳ぎに自信のない方は決して無理をしないでください)。さらにこの日は、イルカたちの好奇心が少なめで、あまり一緒に泳いでくれませんでした。聞いた話によると、到着初日のツアーでは結構遊んでくれる事が多いそうですが、2日目になるとイルカたちも飽きてしまうことがあるそうです。でも、高波にのまれて溺れかけている僕の周りを、最後に一周だけしてくれて姿を消しました(笑)。
また、生で野性のイルカの声を聞けてとても感動しました。その時聞いた声は今でも覚えています。危険と隣り合わの体験ですが、自然に対する畏怖の念を感じられるとても良い体験になりました。
そして、ツアーを終えたあとは町で夕食を食べて、宿にもどりました。
小笠原諸島へ旅行した話④に続きます
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