快速みえで往復1,560円お得に伊勢神宮へ行く方法

旅行

今回の記事では、名古屋からJRを利用して、お得に伊勢神宮へ行く方法をご紹介します。

この記事を読むことで、通常料金より往復1,560円お得に、名古屋から伊勢神宮の最寄り駅伊勢市駅まで行く方法を知ることができます。

結論から先に言います。

JR東海から発売されている快速みえ号特ダネ4回数券というお得なきっぷを使えば、お得に移動できます。今回の記事では、そんな快速みえ号特ダネ4回数券について、他のきっぷと比較しながら紹介したいと思います。

 

松阪駅に貼られたポスター

松阪駅に貼られたポスター

快速みえ号特ダネ4回数券とは

JR線の名古屋から伊勢市・鳥羽駅間で運行されている快速列車「快速みえ号」に4回まで乗れる回数券タイプのきっぷです。また、2人で往復したり、4人で片道分使用したりすることもできます。

お得なきっぷ|快速みえ得ダネ4回数券
JR東海の主な駅情報・列車情報、きっぷ、運賃・乗換、時刻表、路線図などをご案内しています。| JR東海

発売箇所は、名古屋市内のJRの駅と、以下の区間の駅で購入可能です。

  • 東海道本線(南大高~名古屋間)の各駅
  • 中央本線(金山~名古屋間)の各駅
  • 関西本線(八田~四日市間)
  • 紀勢本線(津~多気間)
  • 名松線、参宮線のきっぷうりばがある駅、および指定席券売機がある駅
  • 伊勢鉄道の鈴鹿駅

きっぷの設定区間

また、このきっぷにはあらかじめ設定区間が決められており、設定区間は以下の通りです。

名古屋市内の駅とは、東海道本線では名古屋駅から南大高駅までが該当します。中央本線では、名古屋駅から新守山駅までが該当しましす。名古屋市内のJR線の駅が近い方なら、特にお得になります。

特急券を追加購入することで特急にも乗車可能

また特急列車でも、別途特急券を購入すれば自由席、指定席に乗ることができます。JR線では、伊勢市駅まで行く特急はありませんが、直前の多気駅までなら「特急南紀号」が通っているので、特急にも乗車可能です。特急では座席に座れる確率が高いため、名古屋から津、松阪駅の移動なら特急列車でもメリットはあります。

しかし、伊勢市駅へ行く場合は、多気駅で乗り換えする手間が増えてしまいます。また、「快速みえ号」と「特急南紀」は、それぞれ途中停車駅と所要時間は同じなので、わざわざ特急料金を払ってまで特急に乗る必要はありません。強いて言えば、「快速みえ号」の車内は混んで座れないときもあるため、どうしても座っていきたい場合は特急を利用するのもありです。しかし、移動に特急を利用したい場合は、近鉄特急に軍配が上がります(詳細は後ほど説明します)。

注意事項

このきっぷには有効期限があります。購入してから1か月間のみ有効です。

また、目的の駅に着く前に、途中の駅で降りて、改札を出てしまう「途中下車」はできません。途中駅で下車した場合は、乗らなかった区間は無効となりますのでご注意ください。

他のきっぷとの比較(名古屋駅~伊勢市駅の片道)

ここでは、快速みえ特ダネ4回数券がどれだけお得かを、名古屋駅(近鉄名古屋)〜伊勢市駅間の片道運賃を例に、他のきっぷと比較してみました。

JR線快速みえ特ダネ4回数券  1,260円

快速みえ号は、名古屋~伊勢市・鳥羽間を1時間に1本運行されています。車両はキハ75系という、以前は急行列車としても使われたことのある車両を使用しています。なので、他の車両とは異なり座席がフカフカで、車内も普通車自由席列車の割には豪華な作りになっています(#カーテンなんかもついてる)。そんな車両にこの金額で乗れるので、コスパは最高です。

JR線普通運賃で乗った場合  2,040円

お得なきっぷを買わずに普通のきっぷで快速みえを使った場合の金額になります。この時点で、快速みえ特ダネ4回数券を使うよりも、780円も割高になってしまいます。

近鉄線の急行に乗った場合  1,740円

近鉄線の急行は1時間に3本運行されています。快速みえと比較すると運行本数は多いですが、所要時間は約10分ほど多く掛かります。また、編成によってはロングシート(#横に長い座席)の車両が多いため、長時間座り続けると疲れる場合があります。

近鉄特急に乗った場合  1,740円+指1,340円=3,080円

近鉄特急は1時間に3~4本運行されています。本数が多いため、余裕をもって行動することができます。また、運賃は一番高いですが、確実にフカフカの座席に座って快適にに移動することができます。

[番外編] JRのその他のお得なきっぷを使った場合

次にJRの他のフリーきっぷをご紹介します。場合によっては、こちらのフリーきっぷの方がトータルの運賃が安くなる場合もあります。

青春18きっぷ1日分を使った場合  2,410円+510円=2,920円

かの有名な青春18きっぷを1日分使った場合の金額です。青春18きっぷの1回分は2,410円です(#青春18きっぷは1枚で5日分使えて12,050円)。次に、快速みえ号は途中四日市~津までの間を、ショートカットのためにJR線とは別の伊勢鉄道の路線を通ります。青春18きっぷではJR線しか乗り放題にならないため、快速みえに乗る場合は、この区間だけ運賃510円が追加で必要になります。なので、トータルで2,920円と少し割高な金額になってしまいます。また、この510円は、狭い車内で清算することになるため、少々手間になってしまいます。

青空フリーパスを使った場合 2,620円

青空フリーパスは、JR東海の周遊区間に限り、1日乗り放題になるきっぷです。このきっぷは、快速みえが通る伊勢鉄道線もフリー区間に含まれているため、追加料金なしで快速みえに乗ることができます。岐阜県や愛知県東部のJR線沿線にお住まいの方なら、このきっぷが最安値になる場合もあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください👇。

東海地方限定 青空フリーパスでお得に日帰り旅行できる話

伊勢路フリーきっぷ

JR線の出発駅からフリー区間(松阪~鳥羽)までの、快速みえ号の普通車自由席の往復に加えて、JR線フリー区間内(松阪~鳥羽)の快速、普通列車の普通車自由席が2日間、乗り降り自由になるきっぷです。また、特典でバスの周遊券の引換券も付いてきます。

土日にひとり旅で伊勢・鳥羽方面に行きたいと言う方にピッタリなきっぷです。

ページが見つかりません。|JR東海

またその他のにも、鉄道各社からお得なきっぷが発売されています。その他の得なきっぷに関しての情報は、こちらの記事をご覧ください👇

関連記事:伊勢志摩への旅行に役立つお得なきっぷ6選

まとめ

以上が、快速みえ特ダネ4回数券の紹介になります。他のきっぷと比較すると、かなりお得に移動することができるのです。名古屋市内から伊勢市駅へ行く場合、このきっぷが最安値になりますし、近鉄線と比較しても、料金の面ではこのきっぷが一番安くなります。

逆に、少々割高になってもいいので、ゆったりと余裕をもって移動したい方は、近鉄特急を利用するのもありです。

名古屋から伊勢神宮、津、松阪方面へお出かけの際は、快速みえ特ダネ4回数券のご利用も検討してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

 

農業や旅行関係の情報発信しているミワッカと申します。現在、農業と旅行で自由に生きられる働き方を模索中。

多趣味なので、たまに違う内容の記事も投稿します。

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