今回は、最近放送されている車のCMソングの特集の記事です。
最近の車のCMは、有名アーティストがCMのために書き下ろした楽曲を起用したものが多く、とても印象に残りやすいCMばかりです。なので、CMなのに逆に何回も見たくなってしまいます。
そこで今回の記事では、最近放送されている車のCMの中から3つを絞って、車や歌っているアーティストの詳細について説明していきます。
この記事を読むことで、次のような疑問を解決することができます。
- テレビで見て気になったあのCMについて詳しく知りたい。
- CMに登場する車の詳細を知りたい。
- CMソングを歌っているアーティストについて知りたい。
それでは、CMソングの紹介をしていきます。
目次
日産サクラ たましいの居場所 マカロニえんぴつ
CMの内容
2022年7月1日~放送されている、女優の松たか子さんが出演とナレーションを担当しているCMです。起用された楽曲はマカロニえんぴつの「たましいの居場所」で、このCMのために書き下ろした楽曲です。このCMで流れているのは、松たか子さんも歌う特別バージョンです。ロケ地は北海道の函館市内で撮影され、マカロニえんぴつのハイテンポな楽曲と、電気自動車サクラへの期待感が相まってとってもわくわくするCMになっています。
日産サクラについて
コンセプト「電気自動車になった軽」
日産サクラは、2022年5月に発表されてから3週間で受注台数11,000台にも上った、待望の100%電気で走る電気軽自動車です。2022年10月には、2022~2023日本自動車殿堂カーオブザイヤーを受賞。
デザインは日本の伝統的な格子をヒントにしており、日本的な美を感じられるすっきりとした無駄のないデザインとなっています。京都府では、サクラを使用したタクシーまでも運行されているそうです。小道の多い京都では、デザインの良さも相まって大活躍しそうですね。また、ボディーカラーも15種類と豊富なため、老若男女を問わず受け入れやすい電気自動車となっています。
また、日産独自の「プロパイロット」や、「アラウンドビューモニター」も搭載されているため、高速道路の走行時や駐車時まで安心できます。一回のフル充電で連続して180㎞の走行が可能。走りの方も、従来の軽自動車の3倍強のエンジンを搭載しているため、通常の3倍の走行性能を有する。
マカロニえんぴつについて
マカロニえんぴつは、2012年神奈川県の洗足学園音楽大学内で結成された4人組のロックバンドです。メンバーは、ボーカルのはっとり、ベース担当の高野、ギター担当の田辺、キーボード担当の長谷川の4人(ドラム担当のサティは2017年に脱退しており、現在ドラムスはサポートメンバーが担当)。メンバー全員が音大卒(そのためセンスが良い楽曲が多いのかも)。
2021年末の日本レコード大賞では、最優秀新人賞を受賞。若い人に共感されやすい、青春を描写した歌詞やメッセージが特徴。一方で、アニメの主題歌を担当していたり、ボーカルのはっとりがアーティストの「ユニコーン」から影響を受けていたこともあり、幅広い年代層に受け入れる楽曲が多いようです。
マカロニえんぴつの名前の由来は、中が空洞で存在感のないマカロニと、無の状態から書くことで存在感を作り出すことができるえんぴつを掛け合わせて、「無の状態から、自分たちで意味のある音楽を手掛けていこう」という意味が込められているそうです。印象に残りやすい名前でネーミングセンスが良いですね。通称「マカえん」。
スバルフォレスター 炎の聖歌隊[Choir(クワイア)] 桑田佳祐
CMの内容
このCMは金曜ロードショーの合間によく見かけるスバルのCMの一つです。2021年の8月19日から放送され、家族でキャンプに出掛ける様子を描いた、「キャンプ」を題材としたCMです。悪路をもろともせず走行するフォレスターがかっこいいCMです。起用された楽曲は、桑田佳祐がこのCMのために書き下ろした、炎の聖歌隊[Choir(クワイア)]という新曲です。どこまでも走り抜けるフォレスターの疾走感と、音楽ライブが始まる前の高揚感重ね合わせて描いた明るく前向きな歌詞になっています。ロケ地は山梨県甲府市北西部にある千代田湖という場所で撮影されたそうです。
フォレスターについて
フォレスターは、1997年にはじめて市販化されてから現在は5代目になります。フォレスターは英語で、「森をはぐくむ人」「森に住むむ人」という意味があり、自然で遊ぶ人仕様のSUVです。また、走行性能も静かなため、ファミリーカーや街乗りにも最適の車。昨今は様々な自動車会社がSUVを販売していますが、フォレスターが他社のSUVと異なる点は、走りを重視したSUVである点です。元々フォレスターはインプレッサをベースに開発され、製造プラットフォームもインプレッサと共同のものを使用していました。なので、SUVらしさを活かしつつ、走りも楽しみたい方におすすめのSUVになります。
さらに、スバル独自の運転支援システム「アイサイト」も搭載されており安全性能も充分です。また、スバルオリジナルのAWDシステムである「シンメトリカルAWD」(水平対向エンジンを組み合わせることで、前後左右に優れた重量バランスと圧倒的な低重心で、悪路でも安定した走行を実現)が搭載されているので安定性も抜群です。フォレスターは安全面、走行面に関しても長所の多い車になっています。
桑田佳祐について
桑田佳祐さんは説明がいらないくらい、みんなが知っている人だと思います。それでも、改めてプロフィールをまとめてみました。
1978年からロックバンドの「サザンオールスターズ」のバンドマスター兼、ボーカルを担当。神奈川県茅ケ崎市出身。1987年から悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)でソロ活動を開始。楽曲のテーマは幅広く、ラブソングからエロティックな曲、応援歌など歌唱力と表現力の凄さに圧倒されます。サザンとソロの違いに関しては、やっている途中でよくわからなくなってきたと語っている。また、サザンの方は家庭、家族みたいなもので、サザンの楽曲は子供たちで、ソロの曲は愛人の子どもみたいなものだと例えたこともあるそうです。
桑田佳祐は学生時代にダミ声にするために、ウイスキーを飲み、自宅にこもって枕に顔を押し付けた状態で大声を出し続けたという衝撃の逸話もあるそうです。
今回のフォレスターのCMのために書き下ろされた楽曲もソロ名義としての楽曲で、ミニアルバム「ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼きfeat.梅干」に収録されています(ミニアルバムの名前の由来は、桑田佳祐が理想とする日本人の食事メニューからきており、ミニアルバムに収録された6曲が、究極の日本食6食に相当する)。
トヨタカローラクロス Tokimeki Vaundy
CMの内容
きらびやかな背景の中を、カローラクロスが走行するとても印象深いCM。300度でラウンドする囲み込むような大型LEDディスプレイと最新技術を駆使して撮影されたきらびやかで美しいCMです。背景には、現代アーティストの小林健太氏の作品を投影し、アート作品の世界観を表現。
このCM挿入歌を歌うのは、2022年紅白歌合戦にも出場して現在話題沸騰中の、現役大学生アーティスト「Vaundy」。起用された楽曲は、このCMのために書き下ろされた新曲の「Tokimeki」。Vaundyはこの楽曲を作成する際に、車に乗っているときにどんな曲を聞きたいかということを意識したそうです。また、テンポに関しては、疾走感だけにならないように、落ち着きも感じられるノリも意識して作成したそうです。確かに、この曲を一度聞くとしばらく頭の中から離れない、テンポの良い楽曲だと思います。
カローラクロスについて
キャッチフレーズ「あなたの個性で完成する。PEOPLE DRIVEN SUV」
カローラシリーズは1966年の誕生以来、世界中のユーザーの需要に応えながらアップデートされてきました。そして、今回誕生したカローラクロスは、昨今のSUV車人気の影響を受け、カローラシリーズとしては初めてのSUV。他のSUVに比べて小型で、はじめてSUVを買われる方や、アウトドアも普段使いも両立したい方におすすめの車です。それでも車内は充分広く、リヤシート使用時でもラゲージスペースにゴルフバッグ4個分を収納できる広さがあります。また、小型であるため取り回しがよく、狭い道や転回、車庫入れ時のハンドリングがしやすいのが特徴です。また、1.8Lエンジンでありながらハイブリット機能付きなので、走りがスムーズなうえに燃費性能が良くてお財布にも優しいです。
またカローラはラテン語で「花の冠」を意味する。グレードはZ,G,Sの3種類が存在。ZとSグレードにはオプションでパノラマルーフが取り付けられ、解放感を感じられるスカイビューを楽しむことができる。ボディーカラーは8種類。
Vaundyについて
Vaundyは現役大学生の22歳のアーティスト(2022年末調べ)。作詞から作曲、アレンジまで楽曲作成をすべて自分一人でこなし、デザインや映像、ディレクターやプロデュースも自分で行うマルチアーティスト。
2019年春ごろからYouTubeに楽曲を投稿するなどの活動を始め、それ以前はニコニコ動画でボーカロイド楽曲を提供していた。その後、YouTubeの投稿がSNSを通して話題となり、あっという間に注目を集めるようになります。特に「東京フラッシュ」というシティーポップ風な楽曲がSNSでバズり、公開2か月で100万回再生を突破しました。
「Vaundy」という名前の由来をラジオ番組で明かしており、「中学時代のあだ名で、健康診断の時に人とぶつかって、壁などに跳ね返った様子からバウンドボールと呼ばれるそうになった」そうです。そして、そのバウンド―ボールをもじってバウンディーという名前にしたと語っています。また、「Vaundy」はボーカリスト養成学校である音楽塾ヴォイス出身(卒業生に家入レオや絢香)で、高い歌唱力が魅力の一つです(どおりで歌が上手い訳です)。
まとめ
最近放送されている車のCMとその詳細について紹介してきました。紹介した事例からも、車のCMには今を活躍する超有名アーティストが楽曲提供しているパターンが多いため、とても印象に残りやすいことが分かります。CMを見た後も脳内再生されるようなテンポの良い楽曲が多く、CMなのに何度も見たくなってしまします。
車のCMなら、普段テレビを見ている人ならなんとなくでも覚えている人が多いと思うので、話題づくりやカラオケの選曲にもってこいの楽曲だと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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