今回の記事では青空フリーパスを活用してお得に行ける、東海地方の動植物園と水族館についてご紹介します。
青空フリーパスは、JR東海から発売されているお得なきっぷです。2,620円で土日休日の1日間に限り、JR東海のフリーエリアの普通列車が乗り降り自由になる効力があります。
この記事は過去10年以上、青空フリーパスを愛用してきた筆者が、おすすめの旅行先を実談を交えながらご紹介していきたいと思います。
またこの記事の最後には、誤った使い方をして損しないための注意事項についてもご紹介しています。
青空フリーパスの詳細やフリーエリアに関しては、下記の記事で詳しく紹介しているので、お時間があればこちらもご覧ください。
のんほいパーク 二川駅
愛知県豊橋市にある「のんほいパーク」は、本格的な動物園と植物園、自然史博物館が一体となった国内でも数少ない総合公園です。動物も植物も含めていろんな生き物、標本を見たい方におすすめです。
最寄り駅は東海道本線の二川駅です。周遊エリアの端っこに位置しているため、きっぷの効力を最大限活用でき、青空フリーパスと非常に相性の良い動物園です。
二川駅で下車して南出口から徒歩10分程度のところにあります。駅から比較的近く、歩道もしっかり整備されているため、迷うことなく安全に移動することができます。
動物園ゾーンには、140種類を超える動物たちが飼育されており、エサやり体験やナイトZOOなどのイベントも頻繁に開催されています。
また動物たちのエサやりスケジュールが公開されており、指定時間に行くと動物たちのお食事の様子を観察することができます。
植物園ゾーンには、約2,700㎡の規模を誇る超巨大ガラス温室が見どころです。室内は南国のジャングルのような様子で、熱帯・亜熱帯の植物が約850種類も展示されています。
自然史博物館は、恐竜などの化石を始め、動植物や地学系の貴重な標本が4,200点以上が常設展示されています。
屋内展示場は空調設備が整っているため、夏の暑い日や、突然の悪天候でも安心して観覧できます。
鳥羽水族館 鳥羽駅
三重県鳥羽市にある「鳥羽水族館」も青空フリーパスを利用して、お得に行くことができます。
名古屋からは関西本線の「快速みえ」号に乗り、終点の鳥羽駅で下車します。鳥羽駅から水族館まで歩いて行くことも可能で、徒歩10分ほどで鳥羽水族館に到着します。
また歩きに自身のない方には、近鉄に乗り換えて最寄の中之郷駅まで行くのがおすすめです。鳥羽駅から中之郷駅はわずか一駅で片道200円ですが、歩きに自信のない方には近鉄に乗り換えていくのがおすすめです。
鳥羽水族館は、飼育種類数が約1,200種と日本一の規模を誇る水族館です。また、日本ではここでしか見られないジュゴン。国内で2か所でしかみられなくなってしまったラッコも飼育されています。鳥羽水族館では他の水族館では見られない、貴重な動物たちに会うことができます。
また、様々なイベントが頻繁に開催されているため、何度行っても飽きることがないのも魅力です。
竹島水族館 蒲郡駅
愛知県蒲郡市にある竹島水族館は、550種類前後の生き物、約5,000匹が飼育、展示されている水族館です。
最寄り駅は東海道本線の蒲郡駅ですが、蒲郡駅南口より徒歩15分ぐらいかかります。そのため、名鉄バスに乗り換えて「竹島遊園」バス停で下車するのが安泰。
規模は小さな水族館ですが、非常にアットホームな雰囲気の水族館です。中でもスタッフの方が手書きで作られた生き物の展示案内が魅力の一つ。かわいいイラストと分かりやすくて面白い解説で、1つ1つ立ち止まって読みたくなってしまします。
飼育員さんとの距離が近かったりして、大手の水族館には無い魅力があるため、非常にファンの多い水族館です。
ぎふワールド・ローズガーデン 可児駅
ぎふワールド・ローズガーデンは、岐阜が世界に誇るバラ園です。バンテリンドーム約17個分の広大な敷地に、約6,000種2万株ほどの色とりどりのバラが植えられています。
最寄り駅は太多線の可児駅。下車したら路線バスに乗り、終点のぎふワールド・ローズガーデンバス停で降ります。
おすすめの時期は、バラの花が見ごろを迎える5月の中下旬ごろです。早咲きのバラから徐々に開花し始めて、しばらくの間満開のバラの花園を楽しむことができます。最盛期には混雑が予想され、園内や交通機関が人で一杯になってしまうため、開園前の時間帯に移動するのがおすすめ。
また10月にもバラの見ごろがあるので、混雑を避けたい方は秋バラの時期に訪問するのもおすすめです。
世界最大級のバラ園以外にも、春に見ごろを迎えるネモフィラ、夏のヒマワリ、秋のケイトウなど、季節ごとの花々が植えられた大規模ガーデンがあります。年中色とりどりの花を見る事ができるため、春秋のバラの時期以外に行っても十分楽しむことができます。
名古屋港水族館や東山動植物園にも(たたし注意が必要)
出発地にもよりますが、名古屋市内の動植物園・水族館への移動にも活用することができます。ただし、一定以上の距離と運賃が無いと元が取れないため、普通のきっぷを買った方が良いパターンもあります。
豊橋駅から名古屋駅への移動を例に考えてみます。
さらに名古屋との距離が近い駅だと、逆に割高になってしまうこともあるので、購入の際は通常料金と比較検討するようにしましょう。移動距離が短い場合の活用には注意が必要です。
ただし、青空フリーパスなら途中下車ができるので、途中で寄り道したい方は青空フリーパスを買うのもアリです。
また、地方から名古屋市内への移動の場合は、「名古屋おでかけきっぷ」という事前予約制のお得なきっぷをほうがお得になります。
「名古屋おでかけきっぷ」の詳細に関しては、下記の記事で詳しく解説しております。
まとめ
青空フリーパスを利用してお得に行ける、東海地方の動植物園・水族館についてご紹介させていただきました。
通常の往復運賃が2,620円以上になってしまう移動や、途中下車したい場合に青空フリーパスを活用することで、通常よりお得に移動することができます。
今回ご紹介したおすすめの活用方法以外にも、様々な使い道ができるきっぷなので、ぜひ今度の休日日帰り旅の参考にしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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