早めの予約でJR特急にお得に乗車できる話

旅行

今回は通常のきっぷよりもお得に、JR特急に乗車できる切符の予約方法についてご紹介します。

結論から先に言うと、「WEB早得」というネット予約を利用すると、お得に切符を買うことができます。

このきっぷを使うことで、通常よりもお得に旅行ができたり引退間近の車両381系「やくも」にお得に乗車することもできます。

この記事では乗り鉄歴10年以上の筆者が、WEB早得のメリットを実際に使ってみた感想を交えながらご紹介していきます。

 

WEB早得とは?

WEB早得は、JR西日本が運営しているインターネットサービス「e5489」で購入することができる切符です。早期に予約すればするほど、切符の値段が安くなる予約システムです。

e5489トップメニュー 列車 予約・空席照会 | e5489 JR西日本

ちなみに「e5489」では、スマホなどで簡単に新幹線や特急のきっぷを購入することができます。また、列車の空席情報を確認できたりと、便利なサービスが盛りだくさん。

以前はJR西日本だけのサービスでしたが、今では関東甲信越より南のJRであれば予約対象になりました。頻繁にJRを利用される方にはおすすめです。

話を本題にもどして…「WEB早得は」主に、JR西日本管内で運行されている特急列車が予約対象となります。

またWEB早得には、ご利用日の7日前までに購入できる「WEB早得7」と、14日前までの購入でさらにおトクになる「WEB早得14」の2種類があります。

利用できる特急と金額については以下の通りです。

北陸 対象列車:サンダーバード・しらさぎ+北陸新幹線

大阪市内、名古屋~北陸方面へのお出かけ

南紀 対象列車:くろしお大阪~白浜

那智勝浦方面へのお出かけ

北近畿 対象列車:こうのとり

大阪~城崎温泉などの北近畿方面へのお出かけ

山陰 対象列車:やくも・スーパーおき・スーパーまつかぜ

大阪市内、広島~米子へのお出かけ

山陰(智頭急行経由) 対象列車:スーパーはくと・スーパーいなば

大阪市内、岡山~鳥取へのお出かけ

WEB早得のメリット・デメリットは何?

メリット
  • 列に並ばずスマホで購入可能
  • クレジット支払い可能
  • 席を自由に選べる

WEB早得のメリットは、ネットで予約してクレジットやコンビニ払いができる点です。きっぷうりばの行列に並ばずに切符を購入できるため、無駄な時間や余計な体力を使わずに済みます。

スマホ予約であっても、自由に座席を選択することができます。トイレに近い座席や窓際など、自由に選択することができます。

また1名様からのご利用もできるため、ひとり旅にも活用することができます。片道だけの予約も可能なので、日帰りから泊りの旅行まで、様々なプランに応じた使い方が可能です。

かなりお得なきっぷですが、注意しなければならない点もいくつかあります。次にデメリットを下記に記します。

デメリット
  • 日にちや座席の変更ができない
  • 座席数が限られている

WEB早得は一度予約すると、日程の変更や座席の変更ができません。そのため、予約する際は日にちや便に間違いが無いか注意する必要があります。

またWEB早得の座席数は限られているため、希望の列車に乗車できない場合もあります。早い段階で座席が満席になる特急列車もあるため、早めの予約が必要となります。

キャンセルについて

使用前のキャンセルについては、指定列車の出発時刻前であれば「e5489」から払い戻しすることができます。この場合一人当たり560円の手数料が発生します。

指定列車が発車してしまった後や、切符を受け取っと後では「e5489」からキャンセルできないため、駅の窓口へ行く必要があります。

実際に使ってみた感想

筆者はWEB早得を使って、新大阪から山陰地方へ行きました。

目的は冒頭でもお伝えしましたが、引退が迫る381系の「特急やくも」に乗車するためです!

思い立って期限ギリギリに切符の予約をしたため、乗車希望の列車はほぼ満席状態になってしまいましたが…。

特急やくもに関しては、便によって短いときは4両編成のときもあれば、6,7両編成のときもあります。

短い編成だと座席数が限られてしまうため、なるべく長い編成の便を狙って予約するのがおすすめです。「e5489」ではそれぞれの便の編成も確認することができます。

新大阪駅で予約しておいた早得きっぷを受け取ります。新大阪駅なら窓口がたくさんあるので、ならばずに切符の受け取りをすることができました。

新大阪から新幹線を利用して岡山駅へ行き「特急やくも」に乗り換えます。新幹線は乗り換え時間に余裕を持たせたくて、通常より早い便を予約しました。乗り換えが必要な場合は、新幹線と特急の両方の便を選択できるため、乗り換え時間に余裕を持たせることも可能です。

そして、岡山駅から待望の381系「特急やくも」に乗車します。381系は「特急やくも」でしか定期運行されておらず、2024年4月には新型の273系が「特急やくも」としてデビューしました。そのため381系のやくもの活躍は風前の灯火となっています。

特急やくもに乗車した後は、山陰地方の観光スポットめぐりをしました(#以下省略)。

まとめ

実際にWEB早得を使ってみた感想を、ご紹介させていただきました。特に不便に感じることはなく、お得に鉄道旅行を楽しむことができました。

乗車列車の固定などの制約はありますが、あらかじめ旅行プランを立てて行動すれば大丈夫です。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

農業や旅行関係の情報発信しているミワッカと申します。現在、農業と旅行で自由に生きられる働き方を模索中。

多趣味なので、たまに違う内容の記事も投稿します。

ミワッカをフォローする
旅行
スポンサーリンク
ミワッカをフォローする
旅と農業のブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました