GRヤリスRS 買って後悔!? 3年間乗り続けて感じた本音

クルマ

ネットでGRヤリスRSを検索すると、「grヤリス rs 後悔」が上位表示されて、少し凹んでいるミワッカです。

GRヤリスRSが納車されてから3年が経ちました。

そこで今回の記事では、筆者がGRヤリスRSに3年間乗り続けて感じたことを、ひたすらにご紹介したいと思います。

 

結論から先に言うと、GRヤリスRSを買って…後悔はしていません…。

ただ本当に「一片の悔いなし!」と言い切れるかというと、そうではないです。

正直なところ、場面ごとに一瞬後悔するときは多々ありました。

今回の記事では、どんな場面で後悔を感じたかをご紹介します。

ですがGRヤリスRSは、刹那的に感じる後悔よりも、よりたくさんの満足感と優越感を与えてくれたと思います。改めて発見したメリットもあるので、それを含めてお話ししたいと思います。

正直、これから廃止が噂されているのRSグレードの評価をしても、ほぼ意味がないかもしれません。

なんともない記事ですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。

GRヤリスRSを買って後悔した場面

雪道

GRヤリスRSで雪道を走っているときに、後悔を感じました。

GRヤリスは元々ラリーカーのため、見た目はすげー雪道強そうな面持ちをしています。

しかしRSグレードは、中身は普通の1500㏄のFF、2WDなので、凍結した路面でも思いっきり滑ります。

実際に雪が降って凍結した路面をスタッドレスタイヤを履いて走ると、特にリア(お尻)がフリフリしてしまいました。

見た目は普通のGRヤリスと変わらないのに、雪道を超安全運転で走っていると、恥ずかしくなってしまいます。

「雪道を豪快に滑って楽しめばいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、そこまでのパワーを持ち合わせていません。普通の凍結した坂道でも、ギリギリ登りきれるぐらいのパワーなので、間違いなく雪遊びには向いていないでしょう。

雪が降り積もった日は、仕事で使っている4WDの軽バンの方が頼もしいぐらいでした。どうしても雪道を走るときは、4WDの機能が欲しくなります。

新型GRヤリスが発表されたとき

一番大きかった後悔は、2024年1月の初旬に公開された、新型のGRヤリスを見たときです。

新型のGRヤリスには、新開発された8速AT(GR‐DAT)が新たに追加設定されました。

このGR‐DATは、モータスポーツの現場や、雪道などの様々な路面で鍛え込まれています。

またプロドライバーのみならず、アマチュアドライバーの走行試験もされているため、幅広い人が乗っても楽しめる速さと信頼性を実現したATです。

従来のATは、減速Gや速度の変化や車両挙動を感知して変速させていました。それをブレーキの踏み込み・抜き方、アクセルの操作まで細かく感知して、車両挙動の変化が起こる前に変速が必要な場面を先読みすることで、「ドライバーの意思を汲み取るギヤ選択」を実現しています。

GR YARIS | GR | TOYOTA GAZOO Racing
NEW GR YARIS 2024 SPRING DEBUT.

GRヤリスRSの特徴の一つとしてCVTがあります。クラッチとギア操作の必要が無いため、ハンドル操作に集中でき、変速によるタイムロスを防ぐ効果もありました。

しかし、バケモノ性能の8速ATの出現によって、同じツーペダルなのにパワーも排気量もないRSグレードは、存在意義が薄れてしまいました。モータスポーツ用のツーペダル車を買うなら、新型GRヤリスのGR‐DAT一択になってしまったと思います(#正直乗り換えたいです)。

そのためGRヤリスRSは廃止されるという噂があります。

RSグレードは、街乗り専用の気軽にスポーツカーを楽しむ車、という1つの位置づけに固定されたと感じます。

新たに感じたRSのメリット

自分の名前と顔を覚えてもらいやすくなる

GRヤリスRSによって、社会的欲求を満たすことが可能です。

このメリットは相手によって個人差はあります。ですが実際に、GRヤリスRSに乗って登場すると、初対面の人に名前と顔を覚えてもらいやすくなりました(#決して筆者の自意識過剰ではありません)。

筆者は昔から、自分の顔や名前に特徴が無く、なかなか初対面の人に覚えてもらえませんでした。

しかし、GRヤリスRSという特徴のある車に乗り換えたことで、「GRヤリスのミワッカ君だね」と、初対面の人からも覚えてもらいやすくなりました。

この効果は、相手が車に詳しくなくても現れます。車に詳しくない人でも、話の種にしてもらいやすく、車に理解のある人であれば、商談などの大事な場面でも活躍するかもしれません。

実際に、筆者が転職活動の際にもこの効果を発揮しました。最終面接時にGRヤリスRSで会社を訪問すると、社長から「いい車を大切に管理しているね」とお褒めの言葉をいただき、内定をいただくことができました。このように、思わぬラッキー効果もありました。

再現性は低いですが、見た目が特徴的な車に乗っているため、覚えられやすくなることはあながち間違ってないかもしれません。

この効果をRCやRZなどの上位グレードよりも安く手に入れられるので、RSのコスパは最強です。

お財布に優しい

GRヤリスRSの最大のメリットは、やはりコスパの良さです。従来のスポーツカーは本体価格が高騰している上に、燃料費や維持費にも多くのコストが掛かります。その分GRヤリスRSグレードは、本体価格も他のスポーツカーに比べれば安いです。

また、燃費も調子の良い時はリッター20㎞弱まで行くこともあります。他のスポーツカーと比べると、燃費もお財布に優しです。

 

これは筆者の持論ですが、他の車と比較して考える場合は次のように考えるといいです!

  • 燃費は他のスポーツカーよりも良い
  • 見た目やボディー剛性は、一般車よりも良い

とプラスの面をメインに考えましょう。決して逆のネガティブな方を比較してはダメよダメダメ!

 

まとめ

GRヤリスRSは、街乗りで気軽にスポーツカーを楽しみたい方や、スポーツカーの入門編として特におすすめです。

車の知識が少ない人でも、気軽にスポーツカーの楽しさを味わうことができます。

また筆者のように、ラリーカーやスポーツカーがほしいけどお金が無い人にもおすすめです。昨今は中古車価格の高騰のため、中古のスポーツカーでもかなり良い値段しています。そんな方にも、新車の購入は難しくなるかもしれませんが、RSグレードは手を出しやすい存在ではないかと思います。

結論、GRヤリスRSを買って全く後悔が無い訳ではないです。しかし興味がある人なら、後悔以上に色々と楽しませてくれる車であることは間違いありません。

今回は、なんでもない話に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

農業や旅行関係の情報発信しているミワッカと申します。現在、農業と旅行で自由に生きられる働き方を模索中。

多趣味なので、たまに違う内容の記事も投稿します。

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